いちご狩りの持ち物・服装、コロナ対策についてまるっと解説!いちご狩りQ&A

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いちご狩りシーズンが到来。近年はコロナ対策をしっかりとおこなっている農園も多く、安心しておいしいいちごを食べることができる。毎年いちご狩りを楽しみにしているという読者のために、ウォーカープラス編集部が、いちご狩りの基本知識とありがちなお悩みへの答え、いちご狩りにおけるコロナ対策について解説しよう。

Q.いちご狩りのベストシーズンは?

A.旬は1月から3月!施設によってはそれ以降も狙い目

いちごの旬カレンダー。天候や地域によって異なる場合もあるので注意
いちごの旬カレンダー。天候や地域によって異なる場合もあるので注意


いちごはブドウなどと異なり、収穫しても同じ株に花が咲き、実がなる果実。そのため、長期間楽しめるのが特徴だ。品種も豊富な最盛期の1~3月は実が締まった歯応えのあるいちごが、温かくなる4、5月には、より水分を含み、冬に比べて柔らかい果肉のいちごが楽しめる。多くの農園は4、5月に料金が安くなるので、あえて遅めに行くのもおすすめだ。


Q.どれくらい前に予約したらいい?

A.予定がわかり次第お早めに!直前キャンセルを待つ方法も

例年、いちご狩りのベストシーズンである1~3月の週末には、予約がすぐに埋まってしまうことも多いので、できるだけ早めの計画がおすすめ。ただし、直前になってキャンセルが出る場合もあるため、急きょ思い立った場合はキャンセル待ちを狙ってみるのもアリだ。

Q.いちご狩り農園のコロナ対策ってどうなっているの?

A.ハウスの換気・消毒、人数制限の導入、食べる場所の限定など

摘み取ったいちごをその場で食べることが禁止され、別の所定の場所でのみ食べられるという農園も
摘み取ったいちごをその場で食べることが禁止され、別の所定の場所でのみ食べられるという農園もストロベリーパークみふね


まずは、ビニールハウス内に一度に入れる人数を制限したり、完全予約制をとったりする方法。さらに、“新しいいちご狩りスタイル”として、「摘む場所と食べる場所の分離」を打ち出す農園もある。ハウス内でマスクを外して食べたり話したりする機会を減らすことで、感染リスクを下げる狙いだ。

気になるのは密閉されているイメージのあるハウス内の換気状態だが、農園の方によると、意外にも「実はいろいろなところに空気の通り道があります」とのこと。もちろん、きちんとした農園であれば、時間ごとの入れ替え時には徹底した換気・消毒を行っている。

さらに、体調管理をはじめ、マスクを外して話すことを控える、適切な距離を保つ、こまめに手洗いをするなど、感染症対策の基本を改めて心がけるのが重要といえるだろう。


Q.いちご狩りに適した持ち物や服装は?

A.荷物は少なめで、歩きやすい靴がベター

高設栽培の農園は、立ったままいちご狩りを楽しめるのが特徴
高設栽培の農園は、立ったままいちご狩りを楽しめるのが特徴


現在の観光いちご園は、摘みやすい高設栽培がほとんど。足場にはビニールシートが敷かれ、足元を汚すようなぬかるみもないため、お気に入りの靴で楽しめる。ただし、ヒールが尖ったものは土に穴をあけてしまい畑を傷つけかねないので、避けるようにしよう。また、冬のハウスの中は暑かったり、または換気した直後は寒かったり…と寒暖の差があるため、脱ぎ着して調節できる防寒対策はマストだ。

持ち物としては、ウェットティッシュを持っていくと、服に果汁がついてしまった際にも、すぐに対処できるので便利。また、気温が上がる4、5月は、持ち帰り用のクーラーボックスを持参すると帰宅後もおいしいいちごが楽しめる。食べ放題などで使用するヘタを入れる袋は用意されているので、特に準備しなくてもOKだ。

Q.いちごはどうやって摘むの?

A.手摘みorハサミ、農園によって異なる

はさみを使う時はいちごを優しく支えて
はさみを使う時はいちごを優しく支えて


手で摘む時は、ヘタ先の茎を中指と人差し指ではさみ、手首を使って手前にスナップするのがポイント。もしうまくできない場合には、くるっと手をひねるように動かすとうまく摘める。ハサミで切る時のコツは、ヘタ先ギリギリで茎を切ること。いずれの場合も、実を潰してしまわないように優しくいちごを包んで支えるようにしよう。

手で摘む時はいちごがつぶれてしまわないように優しく挟もう
手で摘む時はいちごがつぶれてしまわないように優しく挟もう


Q.おいしいいちごってどうやって見分けるの?

A.ポイントは色とつぶつぶ!ヘタにも注目!

いちごのつぶつぶは、種ではなく果実。赤くて甘い部分は茎で、花の根元(花托/かたく)の茎の先が果実のように大きくなった部分で「偽果」と呼ばれている
いちごのつぶつぶは、種ではなく果実。赤くて甘い部分は茎で、花の根元(花托/かたく)の茎の先が果実のように大きくなった部分で「偽果」と呼ばれている


一面になっているいちごをいざ前にすると、どれを採ろうか目移りしがち。そんな時は、色、つぶつぶ、ヘタの3つをチェックすれば、完熟したいちごを見分けやすくなる。
 
まずは、果肉の先端まで色ムラがなく赤くなっていたり、葉の近い部分の実が赤くて伸びているもの。次に、つぶつぶを覆うように果肉が盛り上がっているもの。最後に、ヘタが反り返っているような見た目をしているもの。品種によっては最初からヘタが反り返っている場合もあり、多少条件は異なるが、まずはこれらを押さえて甘いいちごを探してみて。

スーパーでは食べられない?いちご狩りの楽しみ方
スーパーでは食べられない?いちご狩りの楽しみ方


Q.スーパーで買ういちごと、いちご狩りのいちごは種類が違う?

いちごの種類一覧
いちごの種類一覧

A.いちごには、果肉が硬い品種、丈夫な品種がある。スーパーなどで販売するのは、輸送に耐えられる丈夫ないちごがほとんど。そのため、果肉が柔らかくスーパーに出回りにくい品種や、完熟しているものの形が少し崩れてしまっているいちごを楽しめるのは、いちご狩りの醍醐味といえる。

Q.いちご狩りをもっと楽しむコツ、裏ワザってある?

A.一部の農園で販売されている練乳以外に、チョコレートソースを使うと、いろいろな味が楽しめるのでおすすめ。また、氷水に浸すとさらにフレッシュ感が増し、甘さを引き立たせることができる。農園によっては持ち込み不可のものもあるため、事前に確認しよう。

於ありさ、国分洋平

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

情報は2023年2月2日 16:55時点のものです。おでかけの際はご注意ください。

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