おさぜん農園(京都府八幡市)いちご狩りの楽しみ方！関西最大級の農園でゆったりいちごを堪能

おさぜん農園のいちご狩りの見どころから、おすすめのまわり方やグルメ・お土産まで、おでかけの前に知っておくと便利な情報を徹底レポート！

おさぜん農園ってどんなところ？関西最大級のいちご農園

おさぜん農園は、21棟のハウスを持つ関西最大級のいちご農園。いちご狩りをメインとした観光農園で、今シーズンは「章姫」や「紅ほっぺ」など人気の品種をはじめ、ハウスによっては最大4品種を提供。食べる寸前までたっぷり栄養を吸収した、大きく甘く育った完熟いちごを食べられるのが、この農園の最大の魅力。回り方やお土産など、関西随一のいちご農園の見どころを紹介しよう。

【見どころ】広大なハウスでは4種のいちごが食べ放題！

おさぜん農園には全長60メートルのハウスが5棟あり、広々とした空間でゆったりといちご狩りを楽しむことができる。今シーズンは全部で4種類のいちごが栽培されていて、甘みが強めで柔らかいのが特徴の「章姫」、しっかりとした硬さで酸味と甘味のバランスがいい「紅ほっぺ」が人気。ほかにも、歯応えがあり香りが強い「おいCベリー」、形が丸くてかわいい「恋みのり」などがラインナップしている。

【回り方】ハウス内はベビーカーや車椅子でもラクラク！

おさぜん農園のいちご狩りの時間は50分間で、あらかじめ公式サイトから予約が必要。開始時間の10分前には到着しておこう。受付後は持ち物を預け、いざハウスへ。ハウスの通路幅は80センチあり、ベビーカーや車椅子も通ることができる。スタッフから品種や上手な摘み方などの説明を受けたら、いよいよいちご狩りのスタート。

いちごの苗はとても繊細。お目当てのいちごを見つけたら、少し持ちあげてクイッっとひねるだけで摘むことができる。苗を傷つけないよう優しく摘み取ろう。ハウス内にはスタッフがいるので、わからないこと、知りたいことなどがあった時に気軽に声をかけよう。

また、トッピングを使った楽しみ方も可能。練乳は農園内でも購入できるが、持ち込みもOK。生クリームや抹茶パウダーなどを持ち込む人も多いとか。あなただけのお気に入りの組み合わせを探してみよう。

【お土産】オリジナルのいちごジャムやバターがおすすめ

50分間のいちご狩りが終わったら、直売所へ。巨大いちごのオブジェがそびえ立つこのスペースでは、ジャムやお菓子、地元スタッフのハンドメイドの商品などがズラリ。

特におすすめなのが、おさぜん農園の完熟いちごだけを使用して作る贅沢ないちごジャム(大・税込950円)。いちごそのものを感じる自然な味わいがおいしいと評判で、パンケーキやお菓子作りにもぴったり。そして無着色・無添加で素材の味を感じることができるいちごバター(小・税込650円)も人気。フランスパンや食パンにはもちろん、じゃがバターなど料理に使うこともできる。

また、施設周辺にはこし餡を羽二重餅で包んだ「走井餅」で有名なやわた走井餅老舗が。帰りに買って帰る人も多いんだとか。

【グルメ】いちごを贅沢に使ったパフェやかき氷も！

直売所には休憩ができるカフェスペースも。ソフトクリームにいちごソースといちごフレークをトッピングしたミニパフェや、完熟いちごを使ったいちごオレなどオリジナルメニューも豊富。また5〜9月は、農園オリジナルのいちごシロップやソースを使ったかき氷も登場。いちご狩りの後は、さらにいちごを味わえるスイーツを堪能しよう。※キッチンカーは不定休。時期や曜日によって休みの場合あり

【おすすめ】担当者に聞く！おさぜん農園の魅力・楽しみ方

「おさぜん農園の最大の特徴は、なんといっても広々としたハウスです。ハウス内が広いのでソーシャルディスタンスを保ちながらいちご狩りを楽しむことができますよ。4種類あるいちごを食べ比べして、お気に入りを見つけてください。シーズン中は3万人が農園を訪れますが、リピーターの方も多く、みなさん満足して帰られます。当園のいちご狩りで、素敵な思い出を作ってください！」(おさぜん農園・広報担当)

【アクセス】電車でも車でもアクセス良好！

公共交通機関での行き方は、最寄り駅の京阪電車・石清水八幡宮駅を下車後、京阪バスに乗車して「有都小学校」で下車。徒歩約5分でおさぜん農園に到着する。車では第二京阪道路八幡東ICもしくは京田辺松井ICより約5分で到着。駐車場は、乗用車25台分を完備している。

【開催期間】入園料や混雑状況などをチェック

今シーズンは11月末から6月中旬(※いちごの育成状況により前後)までいちご狩りを開催。比較的長い期間楽しめるので、何度でも訪れることができる。また、いちごが最も甘いのは12月〜2月の冬の季節。しかしこの時期は、まだいちごが出来にくいため、予約が取りづらいそう。3月から5月にかけてがいちごの全盛期になるので、この時期が最も予約が取りやすくなる。

おさぜん農園は完全予約制なので、公式サイトからの予約が必須。電話での問い合わせは、土・日・祝日9時〜15時、平日10時〜15時。1時間刻みにスタート時間を設けておりハウスをローテーションしているので、朝1番に来ても最終の14時スタートでも、いつの時間帯に予約しても同じ環境でいちご狩りが楽しめる。できるだけ混雑しない日を選びたいという人には、水曜日と木曜日がおすすめだ。

料金も時期によって異なるので注意を。大人(中学生以上)は、11・12月～4月10日(月)は2600円、4月11日(火)～5月10日(水)は2400円、5月11日(木)〜6月中旬は2100円。子供(3歳～小学生)は11・12月～4月10日(月)は1900円、4月11日(火)～5月10日(水)は1700円、5月11日(木)〜6月中旬は1400円。1～2歳はどのシーズンも500円、1歳未満は無料で入ることができる。

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】

・身体的距離の確保のため、予約制限や人数制限により来園人数を調整。
・観光農園運営スタッフはマスク着用を義務化。ただし、いちご手入れ業務中のスタッフは熱中症対策のため着用していない場合あり。
・定期的に施設内の除菌、ハウス内の換気を実施。
・金銭授受場所には透明ビニールカーテンを取り付け。また、金銭授受はキャッシュトレイを介した受け渡しを実施。
・入園時は手指消毒を実施。
・一度触れたいちごは必ず収穫するよう声かけを徹底。
取材・文＝福井求

＜施設情報＞
・住所：京都府八幡市内里菅井339
・アクセス：【電車・バス】京阪電車「石清水八幡宮駅」下車、京阪バスに乗車し「有都小学校」下車後、徒歩約5分
【車】第二京阪道路「八幡東IC」または「京田辺松井IC」より約5分
・営業時間：9時～15時※完全予約制、時期やいちごの育成状況により変動
・定休日：不定休
・駐車場：乗用車25台
・料金：大人(中学生以上)11・12月～4月10日(月)2600円、4月11日(火)～5月10日(水)2400円、5月11日(木)〜6月中旬2100円、子供(3歳～小学生)11・12月～4月10日(月)1900円、4月11日(火)～5月10日(水)1700円、5月11日(木)〜6月中旬1400円。1～2歳通年500円、1歳未満無料

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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※2023年1月時点の情報です。